内容説明
本書では、寄附金課税問題を理解するには、制度そのものの体系的な知識とともに、個別具体的な事例に即してどのように判断されるかのケーススタディ的な方法が有効であろうと考え、寄附金についての法人税の取扱いに関して、できるだけ多くの事例をとりあげ解説する。平成15年版では、税制改正を踏まえて見直し改訂補正を行うとともに、その後の経済活動の変化に伴って生じた新たな事例を積極的に採り上げ編入した。
目次
第1部 寄附金課税の概要
第2部 寄附金課税の具体的取扱い(寄附金の範囲(経済的利益の供与)
隣接費用との区分
国等に対する寄附金
指定寄附金
特定公益増進法人等に対する寄附金
特定公益信託の信託財産とするための金銭の支出
収益事業から非収益事業への支出
寄附金の支出の意義
寄附金の額の算定
損金算入限度額の計算
寄附(経済的利益の供与)を受けた法人の課税関係
連結納税制度)
第3部 関係法令等