内容説明
本書では、相続税法関係の抜本的な改革について、現行制度と比較しながら解説します。なお、現段階では、政省令が公布されていないため、「所得税法等の一部を改正する法律案」と財務省の「平成15年度税制改正の要綱」の内容に沿った解説とします。
目次
相続時精算課税制度の創設関係(相続時精算課税制度;住宅取得資金等の贈与と相続時精算課税制度)
相続税・贈与税の税率構造の改革等関係(相続税率の改正;贈与税率の改正;特定事業用資産についての相続税の課税価格の計算の特例の改正;相続税の2割加算制度の改正;贈与税についての更正等の期間制限の延長;生命保険に関する権利の評価の改正;その他)
参考
著者等紹介
松岡章夫[マツオカアキオ]
1958年東京都生まれ。81年早稲田大学商学部卒業後、国税専門官として東京国税局入局。藤沢税務署・京橋税務署の資産税部門、大蔵省理財局、東京国税局税務相談室を経て、平成5年3月国税庁資料調査課を最後に退職。平成7年8月税理士事務所開設。現在神田神保町にて、松岡章夫税理士事務所所長。他に、東京地方裁判所所属民事調停委員、東京税理士会研修部委員、日本税務会計学会会計部門委員などを歴任。平成7年に、論文「相続税法のタックスヘイブン税制の構築について」が「日税研究賞」を受賞
渡辺正則[ワタナベマサノリ]
1961年福島県生まれ。83年学習院大学経済学部卒業後、東京国税局税務相談室、同課税第一部調査部門(地価税担当)等の主に資産課税に係る審理事務に従事した後、品川税務署資産課税部門上席国税調査官を最後に退職。現在、税理士・中小企業診断士
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