内容説明
本書は、一般納税者の方々をはじめ、国税、地方税や社会保険料等の事務に従事している方々に、国税の徴収についての概要を理解していただくことを目的としている。このため国税徴収法のほか、必要に応じ国税通則法など関係法令にも触れつつ、督促や差押え、公売などの滞納処分の手続に加え、第三者との関係、第二次納税義務など、徴収のいろいろな場面について、平易に説明を加えている。
目次
第1編 国税の徴収制度のあらまし
第2編 徴収の手続(督促;財産の調査;差押え;交付要求・参加差押え;換価;配当手続)
第3編 納税義務の拡張(第二次納税義務;納付義務の承継及び連帯納付義務;譲渡担保財産からの国税の徴収;担保権付財産が譲渡された場合の国税の徴収;仮登記に係る権利の効力の制限)
第4編 保全処分(繰上請求;保全差押え;繰上保全差押え;保全担保)
第5編 徴収の緩和(納税の猶予;換価の猶予;滞納処分の停止)
著者等紹介
横山恒美[ヨコヤマツネミ]
国税庁徴収部徴収課長
深井剛良[フカイタケヨシ]
国税庁徴収部徴収課課長補佐
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