内容説明
本書は、大学における国際租税法の原論ともいうべき部分の基礎教材として現代の国際租税の主要問題を網羅的に取り上げている。
目次
国際租税法
国内法における非居住者課税
国内法における外国法人課税
国際的二重課税の排除方法
我が国の租税条約
タックス・ヘイブン対策税制
移転価格税制
過少資本税制
国際的な脱税と租税回避
トリーティ・ショッピング
多国間税務行政協力
源泉徴収税と国際金融取引
外貨建債権債務の換算
電子取引に関する国際課税の諸問題
著者等紹介
本庄資[ホンジョウタスク]
昭和39年京都大学法学部卒業。以後大蔵省主税局国際租税課外国人係長、日本貿易振興会カナダ・バンクーバー駐在、大蔵省大臣官房調査企画課(外国調査室)課長補佐、国税庁調査査察部調査課課長補佐、広島国税局調査査察部長、東京国税局調査第1部次長、大蔵省証券局検査課長、国税庁直税部審理室長、国税庁調査査察部調査課長、税務大学校副校長、金沢国税局長、国税不服審判所次長。現在、国士舘大学政経学部教授、税務大学講師。著書に国際取引課税の実務(大蔵財務協会)。租税回避防止策―世界各国の挑戦(大蔵財務協会)。アメリカの租税条約(大蔵省印刷局)。アメリカ法人所得税(財経詳報社)。アメリカの州税(財経詳報社)。アメリカ税制ハンドブック(東洋経済新報社)。租税条約(税務経理協会)。国際租税計画(税務経理協会)
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