内容説明
二宮金次郎は、生涯六百余ヵ村の復興に成功した。それは、勤労(よく働く)分度(節度ある生活)推譲(人の為になる)の実践であった。本書は、金次郎が貧しさを克服するために考え実行した提言。
目次
二宮金次郎の生涯
社会のために美田を残す
徳をもって徳に報いる
耕さざる者は食うべからず
農村の興廃はこの一鍬にあり
農民の分度とは
藩主にも分度が必要
藩主も農民も人のために生きねばならない
物を担保とせず、心を担保とせよ
道徳のない経済は犯罪である〔ほか〕
著者等紹介
三戸岡道夫[ミトオカミチオ]
日本文藝家協会員。日本ペンクラブ会員。大日本報徳社副社長。1928年浜松市生まれ。1953年東京大学法学部卒業。協和銀行副頭取を経て、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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