内容説明
地球環境保護に全財産を投入し、全生涯を捧げて実践した人物、静岡県の植林王金原明善。全国に治水治山の必要性を説き、植林事業を推進した偉大で崇高な生涯は、現代人の心を三倍感動させる超人的な力を秘めている。
目次
出生と青年時代
父久平のこと
松平家の家政整理
横浜遠江屋の経営
松平家の安泰運動
天龍川の洪水
藩県時代の治水
治河協力社の設立
治河協力社の事業
丸家銀行
植林事業
金原林の造林と富士山麓植林
金原疎水財団
製材業の経営
天龍運輸株式会社
金原銀行
出獄人保護事業
北海道開拓
岐阜県への植林協力
和田村村長
老いてますます盛んなり
明善没後の事業状況
著者等紹介
三戸岡道夫[ミトオカミチオ]
本名、大貫満雄。日本文藝家協会員。日本ペンクラブ会員。大日本報徳社副社長。1928年浜松市生まれ。1953年東京大学法学部卒業。協和銀行副頭取を経て、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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