『日出新聞』記者金子静枝と明治の京都―明治二十一年古美術調査報道記事を中心に

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  • サイズ A5判/ページ数 345p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784753802739
  • NDC分類 702.1
  • Cコード C0070

内容説明

明治前期に多彩な活躍をした『日出新聞』(現『京都新聞』)の記者金子静枝。明治維新から廃仏毀釈の激動をかいくぐり、明治二十一年、E・フェノロサや岡倉天心を始めとして、「日本美術」の再生を願う人々が、正倉院など近畿地方の古美術の詳細な調査を実施した。金子静枝はその全容を同行取材・報道。その記録は丹念にスクラップ・ブックとして後世に残され、数奇な時の変遷を経て、近年幾冊かが発見された。この古美術調査報道記事に研究論考と詳注を加えた、明治美術史研究においても貴重な資料。

著者等紹介

竹居明男[タケイアキオ]
1950年京都市生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程中退。同志社大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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