内容説明
陶芸・染織・漆芸・金工・木竹・人形・ガラスなどの諸工芸の7ジャンルに分け、子供目線に立って、基本の「き」からわかりやすく解説。人間国宝をはじめ、現役作家作品が満載。実際の工程写真と図で超具体的に表記。専門用語をわかりやすく、やさしい文体で解説。小学校高学年標準のふりがな付き。小学生から工芸の基本をおさらいしたい大人まで。たのしく読める工芸入門!
目次
陶芸
染織
漆芸
金工
木竹工
人形
諸工芸
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
34
伝統工芸を子どもから大人まで全般にわかりやすく説明している。写真でつくり方の違いをわかりやすく説明しているし、最初の興味のとっかかりになってほしい本だろうが、奥深さがもれてきて「これだけのものをつくるのに何年修業が必要なのですか?」と聞きたくなる。2023/01/15
ひめありす@灯れ松明の火
33
日常から割と親しんだ世界ではあるけれど、ちゃんと勉強した訳ではないし。折角なので少し勉強してみたいなあと思って。美術品ではなく、実用物の一つである『伝統工芸』。だけど陶芸一つとっても色絵に鉄絵、青磁と多岐に渡るし作り方を加味したらもっと無限の世界だ。お気に入りは練り上げ。金太郎飴方式だと思うけど、どうつくるのか今度聞いてみよう。蒟醤という技法は初めて知ったけれど、有限な色彩はとても素敵。オリエントの風を感じるパートドヴェールも。どれをとっても何物にも代え難い努力と才能と、集中力の賜物であることは間違いない2016/06/20
ume 改め saryo
18
全く伝統工芸を知らない人にお勧めです(^^) 入門中の入門(^^) 陶芸・染物・金工・ガラス工芸など、いくつかに絞って説明されています。 漠然と”七宝の壺ってすごい!!” そう思っていましたが、なるほどこんな大変な労力と、工夫がなされていたかと頭が下がります(^^; 2014/01/18
aisu
11
小学校高学年から大人の初心者まで。伝統工芸各種の材料、作り方、豆知識、注目ポイントなど。たくさん紹介されており、写真もとても綺麗でうっとり。ただ、作り方は写真4枚に各1〜2行の文章にまとめられているので、到底語り尽くせるものではないですよね。とてもわかりやすくはなってるけど…。興味持ったジャンルは自分でさらに調べないとね。伝統工芸全般の入門書として、とても良い本だと思いました。2019/03/17
G-dark
9
伝統工芸のうち、陶芸・染織(せんしょく)・漆芸(しつげい)・金工(きんこう)・木竹工(もくちくこう)・人形・諸工芸の七分野について分かりやすく教えてくれる本。それぞれの伝統工芸がどのような材料を使ってどのように職人の手で作られているのか、どんな特徴があるのか、などについて写真がたくさん載っているので、眺めているだけで勉強になるし目の保養になります。文章が易しいだけでなく、漢字に読み仮名が振ってあるので、普段読書の習慣がない方や小中学生にも読みやすい本だと思います。字が大きめなので老眼ぎみの方にもおすすめ。2015/02/17
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