内容説明
カントは、プロイセン王国のケーニヒスベルク大学哲学部の教授で、真、善、美を説いた『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』を書き著わした偉大な学者といわれている。この三批判書の前、彼は一七五五年のリスボンの地震と懸賞に触発され、最先端の自然科学の知識、情報を使い、地球に関する自然科学小論文『地球の軸回転の変化』『地球の老化』『地震の原因』『地震の報告』『続、地震の考察』『風の理論』を発表した。これらは今なお解明されていない大きな課題である。そしてこれらの日本訳が本書である。
目次
地球の軸回転の変化
地球の老化
地震の原因
地震の報告
続、地震の考察
風の理論
著者等紹介
大原睦子[オオハラムツコ]
1961年東京工業大学院理学研究科修了。『リービヒ・動物化学』(内田老鶴圃)。理学博士
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