出版社内容情報
戦後、純粋な造形芸術としての書の世界を確立した彼が生涯書き続けた「貧」一字すべてを集めた。
内容説明
有一貧の全貌。経済成長の中でひたすら貧を書いた戦後派の書家！その造形のこころは。その書は、地球が滅んでも消えない。有一貧全６６点。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
うわあ、なんなんだこのパンクなオッサン！書を「解放」し、そのエネルギーに満ちた字でなんだか心をざわざわさせる。しかも全部「貧」！それはもしかしたら心の貧しさなのかもしれないなあ、とえらく威張った「貧」を見たときに思った。下町の秀才が輝いていた時代にニヤリ。2018/04/06
-
- 和書
- 世界文学としての村上春樹
