- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(西洋)
出版社内容情報
エルツェはドイツで生まれた、最もドイツらしいシュールレアリスムの画家で本国で高い評価を得ている。
内容説明
自分の心の中に深く沈むここより深いところは世界のどこにもない。シュルレアリスムの黙示録
目次
夢人館・ヴォルプスヴェーデ
リヒャルト・エルツェについての覚書
雲と地底の交情 洞窟の画家リヒャルト・エルツェ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
3
「かつて地中深くから水を吸い上げた根も太陽に向かって伸びていた枝も枯れた。カラカラに乾いた世界はわずかな火気で発火しそうだが、燃えるに必要な空気がここにはない。この絶対的欠乏のために枯木たちは灰になることも許されず、ただ耐えなければならない。」「エルツェは教会も人間も蒸発し、亡霊さえ石化して閉じ込められるものとして描いた。」2019/03/23
銀
1
ドイツのシュルレアリストですが、魂の旅と地底(鍾乳洞)のようなイメージを呼び起こされます。怖い絵ですが、美しいですよ。2012/03/18