内容説明
本書は臨床との戦いのなかで得た知識とその肉付けがあるだけに、臨床的身近さを感じさせる。クライン学派の理論と実践を学ぶには、フロイトはいうに及ばず、自我心理学、さらには自己心理学とは臨床素材の考え方にも扱い方にも異質なものがあるだけに、一度は古い着物を脱ぎ去って、装いを新たにしないとクライン理論を本当に理解することは難しいということも教えてくれる。
目次
第1部 心の中の世界と対象(意識と無意識;心の中の世界;心の中の世界の誕生;内的世界の発展 ほか)
第2部 対象と愛そして憎しみ(感情と思考と対象;対象と感情―その発達;自己愛;エディプス・コンプレックスとエディプス状況;終章:コンテイナー/コンテインドモデルの利用)
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- 和書
- 看護人材教育 6- 5



