目次
1 英国における精神分析の歴史に関する覚え書
2 逆転移―独立学派の見解
3 基本的一体性(一次的絶対的未分化)について
4 現在の思考における自我
5 発狂恐怖
6 “ベツレヘムに向け身を屈めて歩くこと…”あるいは、精神分析において思考の及ばぬことを考えること
7 精神分析的関係の諸要因とその治療的意味
8 治療的変化をおこす主体としての分析者の自由な行為
9 押しつけがましくない分析者
10 ヒステリー性幻覚症患者を精神分析する際の操作上の諸問題について
11 女性と不満―女性の性愛性に関するFreudの見解の再評価
12 ドラに関する考察―ヒステリーの症例