内容説明
本書は精神科医のためというよりは、一般科の医師や看護婦、ソーシャルワーカー、サイコロジストなどの手引書ということを第一の目的にしている。精神的に問題のある患者や医療スタッフを困らせる患者など、実際に問題をもった患者に出会った時に本書を開き、精神科医に尋ねるように本書に問いかけてもらいたい。
目次
第１部 総論（コンサルテーション・リエゾン・サービス；基礎疾患の知識）
第２部 問題の鑑別（患者の問題のとらえ方；家族と医療スタッフの問題のとらえ方）
第３部 問題の対策（患者の問題の取り扱い；家族の問題の取り扱い；医療スタッフの問題の取り扱い）
第４部 コンサルテーションとリエゾン・サービスにおける留意点（コンサルテーションにおける留意点；リエゾンにおける留意点）
第５部 付録―問題別一覧（患者の問題；家族の問題；医療スタッフの問題）
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