分断の中の治療者―当事者性と倫理的転回

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分断の中の治療者―当事者性と倫理的転回

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784753312641
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

目次

第一部 歴史や地域、社会からの呼びかけ(歴史的・社会的状況と治療関係;コミュニティの中の治療者;社会の中の臨床心理学;地域における臨床実践―ローカリズムとコスモポリタニズムの問題)
第二部 当事者性と罪悪感(臨床実践における驚き―治療関係の転換と誕生;分断としての出会いと根元的罪悪感;官能的な出会いと治療者の脆弱性)
第三部 臨床家のうしろめたさ(専門的概念の使用にみる治療者の脆弱性―「陰性治療反応」をめぐって;心理臨床における多元主義と一元主義;オンラインセッションと臨床家の責任;「技法」に対する迷い―ケアすることと臨床実践)

著者等紹介

富樫公一[トガシコウイチ]
NY州精神分析家ライセンス、臨床心理士、公認心理師、NAAP認定精神分析家、博士(文学)。2001‐2006年NPAP精神分析研究所、TRISP自己心理学研究所(NY)留学。2006‐2012年広島国際大学大学院准教授(2007年まで助教授)。専攻、精神分析・臨床心理学。現職、甲南大学文学部教授、TRISP自己心理学研究所ファカルティ・訓練分析家・スーパーヴァイザー、栄橋心理相談室精神分析家。2020年NAAP精神分析学会グラディーヴァ賞(最優秀書籍)、2022年日本精神分析学会学会出版賞(小此木賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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