目次
第1章 発達の気になる子へのチームアプローチの経緯と意義―幼稚園・小学校支援の体験から(なぜ、アウトリーチ型の巡回相談が始まったのか?;アウトリーチ型支援における巡回相談のプロセスの実際 ほか)
第2章 チームにおける心理士の役割―保育、教育へどのようにアプローチするのか(乳幼児ならではの難しさ;子どもの困難さに対する考え方へのアプローチ ほか)
第3章 チームにおける医師の役割(なぜ医者の自分がアウトリーチ活動に参加するようになったのか;発達支援はなぜ早期に行うべきなのか―その科学的根拠は何か ほか)
第4章 座談会―これからの保育のためのオープンダイアローグ(「発達が気になる」子とは;現場は、どのようなことで困っているのか ほか)
著者等紹介
久保田健夫[クボタタケオ]
聖徳大学大学院教職研究科教授。同児童学部教授。北海道大学医学部卒、昭和大学大学院医学研究科修了(小児科学)。医学博士。昭和大学小児科助手、米国国立衛生研究所研究員、国立精神・神経センター神経研究所室長、山梨大学教授などを経て現職。小児科専門医、小児神経科専門医、特別支援教育士スーパーバイザー。日本小児神経学会評議員、日本DOHaD学会副代表幹事。健康エピジェネティックネットワーク代表。研究テーマは発達障害児の脳のエピジェネティクス(遺伝子の化学修飾)を改善する良好な養育・保育・教育環境の解明
山口豊一[ヤマグチトヨカズ]
聖徳大学心理・福祉学部心理学科教授。同大学附属心理教育相談所長。筑波大学人間総合科学研究科博士課程修了。博士(カウンセリング科学)。茨城県の公立小・中学校教諭、茨城県教育研修センター指導主事、茨城県スクールカウンセラー、跡見学園女子大学教授などを経て現職。学校心理士SV、臨床心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。日本学校心理学会副理事長。学校心理士認定運営機構理事・事務局長
腰川一惠[コシカワカズエ]
聖徳大学大学院教職研究科教授。同児童学部教授。筑波大学大学院博士課程心身障害者学研究科修了。博士(教育学)。茨城県の保健所、保健センターの心理職、専門学校講師、養護学校教諭を経て2005年に聖徳大学に着任。公認心理師、臨床発達心理士スーパーバイザー、学校心理士。日本発達障害学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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