目次
第1部 今、ここ、ともにいる(聴く、かたる;医学部最終講義)
第2部 精神療法と語り(症例検討会ライブ―解離症状を呈する女性との面接;精神療法と語り)
第3部 アイデアの芽ばえ(自然治癒力を中心に;裏話の真価;オカルト的脳気功;質問に答える)
著者等紹介
神田橋條治[カンダバシジョウジ]
1937年鹿児島県加治木町に生まれる。1961年九州大学医学部卒業。1971~72年モーズレー病院ならびにタビストックに留学。1962~84年九州大学医学部精神神経科、精神分析療法専攻。現在、鹿児島市・伊敷病院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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de_pa
1
臨床の知恵のつまった本である。ふだん、モヤモヤしていたものがパッとひらけ、そうだったのかと思うところもあれば、そういうものかなぁといまいち腑に落ちないところもある。神田橋先生の本は、頭が身体とつながり、経験とのアクセスしやすく、身体全体で読める体験が得られることが多い。2020/11/18
nobu
0
これまで収録されている講演の部分を再収録し、あらためて資格と聴覚を使い公演を聞いているようなイメージで読んでほしいという本。著者の書籍は何度か読んで噛み砕いて身になる。二度目に読んだものもあるが改めて含蓄を感じる。2020/05/17