- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 精神医学
- > 虐待・トラウマ・PTSD
内容説明
成人期に発症し「ストレス性」「自律神経の問題」「原因がわからない」と言われてきた様々な疾病は、幼児期の心の傷=発達性トラウマが原因だった―。愛着の問題となって現れる心の傷=発達性トラウマの生成の仕組みを明らかにし、クライアントの回復=レジリエンスを促進するために臨床家が行う調整の方法を、神経系の最新メカニズム「ポリヴェーガル理論」をもとに説明した、日本初の解説書!
目次
1 発達性トラウマの理解―生まれたときは健全であるのに、やがて損なわれていくもの(関係性が発達するための基盤;「安全である」ことを知る;健全な発達が阻まれる時;調整とつながりのための神経基盤;発達性トラウマの副作用)
2 調整とレジリエンス―発達性トラウマの発見と修復(逆境的小児期体験(ACE)の影響
「耐性の窓」と「偽りの耐性の窓」
トラウマ地図:発達性トラウマのナラティブ
新しい地図を創る:「調整!」「調整!」そして「調整!」
タッチの役割
戦略と道筋)
著者等紹介
ケイン,キャシー・L.[ケイン,キャシーL.] [Kain,Kathy L.]
ソマティック心理学修士。ソマティック・エクスペリエンシングの上級トレーナー。「ソマティック・プラクティスートラウマセラピストのためのタッチスキル・トレーニング」を主催している
テレール,ステファン・J.[テレール,ステファンJ.] [Terrell,Stephen J.]
心理学博士。オースチン・愛着カウンセリングセンター代表。SE、EMDRも手掛ける。養子縁組と愛着トラウマの専門家で、日本でもたびたびタッチトレーニングを行っている
花丘ちぐさ[ハナオカチグサ]
公認心理師、専門健康心理士、ソマティック・エクスペリエンシング・プラクティショナー。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、米国ミシガン州立大学大学院人類学専攻修士課程修了。桜美林大学大学院心理学研究科健康心理学専攻修士課程修了。A級英語同時通訳者。キャシー・ケインの「トラウマセラピストのためのタッチスキル・トレーニング」修了。ステファン・テレール博士の「愛着の傷を癒すタッチスキル・トレーニング」修了。「国際メンタルフィットネス研究所」代表。ソフマティック心理学関連の海外講師を招へいして様々なトレーニングを主催している
浅井咲子[アサイサキコ]
セラピスト、ソマティック・エクスペリエンシング・プラクティショナー。立教大学文学部卒。外務省在外公館派遣員としてロンドンにある日本国大使館に勤務する。その後渡米し、カリフォルニア州のジョンFケネディ大学院で、カウンセリング心理学の修士号取得(身体心理学専攻)。著者のK・ケイン氏に師事し、ほとんどの講座を修了。2008年から現在まで、都内でセラピールームを主宰し、ソマティック・エクスペリエンシング療法(SE)、内的家族システム療法(IFS)、総括的リソースモデル(CRM)なども臨床に用いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
木麻黄
Yes
シロクマ