出版社内容情報
「夢と旅の作家」と称されるつげ義春。この鬼才には、もう一つの系譜・幻想恐怖の水脈が存在した。マンガ・美術界の至宝が創造した奇妙な味の短編を「怪異」の視点から再発見する!現在講談社で全集が刊行され、改めてつげ義春が注目されている。従来のファン、そしてwebマンガ活況の現状の中、至宝の読み味を提示したい。【収録作品】夜が掴む/コマツ岬の生活/外のふくらみ/必殺するめ固め/ヨシボーの犯罪/窓の手/枯野の宿/初茸がり/クロ/行ったり来たり/鉄路/腹話術師
内容説明
「夜が掴む」「コマツ岬の生活」「ゲンセンカン主人」ほか全十三編収録。初発表含むカラー原画六点収録!!
著者等紹介
つげ義春[ツゲヨシハル]
1937(昭和12)年、東京葛飾生まれ。小学校卒業前後から中華屋、メッキ工などアルバイトや職を転々とし、職業としてマンガ家を目指す。1955(昭和30)年に単行本『白面夜叉』で本格デビュー。貸本マンガを経て、1965年から「月刊漫画ガロ」に発表した諸作で漫画界芸術界に衝撃を与える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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