連続講義 精神分析家の生涯と理論

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連続講義 精神分析家の生涯と理論

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  • サイズ A5判/ページ数 367p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784753311385
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

フロイトに始まる精神分析理論は,分析家たち自身の苦悩の足跡である。発展に貢献したかれらの生涯と思想を,日本の研究者が語る。大阪精神分析セミナーは、それまで精神分析の理論と実践を身近に学ぶ機会のなかった大阪の地に、体系だった精神分析を学ぶ場を立ち上げようと、川野由子ら数名の初学者が行動を起こしたことを契機に成立したセミナーです。代表に大矢大を迎えて、小此木啓吾先生の指導のもとに日本を代表する精神分析家を講師陣としてお迎えすることで、大阪に本格的なセミナーが起動いたしました。一九九八年、セミナー開催にあたっての目的と意味として設立案に「臨床において必要な理論の習得と臨床家としての自己覚知を目指す」と謳われ、プログラム案としては、「?フロイト、フロイト以後の精神分析理論(クライン、ウィニコット、カーンバーグ、ビオン、コフート、フェアバーン、スターン、マーラー等)を学ぶ。?精神分析的発達理論を学ぶ。?精神療法、心理療法としての精神分析的理解・技法を学ぶ」と記載されています。構成は、午前に二時間の講義、そして午後に三時間の症例検討としてスタートしました。講師・スーパーヴァイザーとして協力・賛同してくださった先生方として、岩崎徹也先生、牛島定信先生、小此木啓吾先生、狩野力八郎先生、衣笠隆幸先生、斎藤久美子先生、成田善弘先生、西園昌久先生、松木邦裕先生のお名前が挙げられています。第一期大阪精神分析セミナーの初回は九月に小此木啓吾先生をお迎えして、「精神分析の動向─乳幼児精神医学と精神分析」のタイトルのもとに開催され、先生の本セミナーにかける熱い思いが、スタッフはもとより大阪の聴衆にありありと伝わったことだろうと思います。以後、二〇一七年度の第二十期セミナーに至るまで、日本の精神分析を牽引する先生方のご協力のもとに、年十回継続して開催できました。ご講師としておいでいただいたのは、小此木啓吾先生をはじめとして、狩野力八郎先生、岩崎徹也先生、成田善弘先生、松木邦裕先生、牛島定信先生、衣笠隆幸先生、斎藤久美子先生、西園昌久先生、岡野憲一郎先生、中村留貴子先生、丸田俊彦先生、藤山直樹先生、北山修先生、小倉清先生、高橋哲郎先生、深津千賀子先生、相田信男先生、菊地孝則先生、川畑直人先生、木部則雄先生、妙木浩之先生、館直彦先生、平井正三先生、一丸藤太郎先生、皆川邦直先生、川谷大治先生、森さち子先生、舘哲郎先生、横井公一、祖父江典人先生、東中園聡先生、大矢大、福本修先生、鑪幹八郎先生、飛谷渉先生、富樫公一先生、吾妻壮先生、高野晶先生、鈴木智美先生、皆川英明先生、池田暁史先生、岡田暁宜先生の諸先生方(御登壇順)です。長い期間にわたる先生方の厚く変わらぬご支援に深く感謝いたします。大阪精神分析セミナーの二十年の歴史は、大阪に精神分析が根付き、芽生え、育ち、そして大きく実を結んだ二十年間の歴史と重なるものであると自負しています。そしてこの二十周年を記念して、講師の先生方が残してくださった貴重なご講義を、広く皆様のもとに届けたいという思いのもとに、今回、本書が企画されました。

はじめに

第1講 フロイト──その生涯と精神分析・・・福本  修
第2講 アンナ・フロイト──その生涯と児童分析・・・中村留貴子
第3講 エリクソン──その生涯とライフサイクル論・・・鑪 幹八郎
第4講 クライン──その生涯と創造性・・・飛谷  渉
第5講 ウィニコット──児童精神科医であるとともに精神分析家であること・・・館  直彦
第6講 ビオン──夢想すること・思索すること・・・松木 邦裕
第7講 サリヴァン──その生涯と対人関係論・・・横井 公一
第8講 コフート──その生涯と自己心理学、その先に彼が見たもの・・・富樫 公一
第9講 間主観性理論・関係精神分析と米国の精神分析・・・吾妻  壮
特別対談「精神分析を生きること」・・・狩野力八郎 × 松木 邦裕

おわりに

大阪精神分析セミナー運営委員会[オオサカセイシンブンセキセミナーウンエイイインカイ]
著・文・その他

福本 修[フクモト オサム]
著・文・その他

中村 留貴子[ナカムラ ルキコ]
著・文・その他

鑪 幹八郎[タタラ ミキハチロウ]
著・文・その他

飛谷 渉[トビタニ ワタル]
著・文・その他

館 直彦[タチ ナオヒコ]
著・文・その他

松木 邦裕[マツキ クニヒロ]
著・文・その他

横井 公一[ヨコイ コウイチ]
著・文・その他

富樫 公一[トガシ コウイチ]
著・文・その他

吾妻 壮[アヅマ ソウ]
著・文・その他

狩野 力八郎[カノ リキハチロウ]
著・文・その他

目次

第1講 フロイト―その生涯と精神分析
第2講 アンナ・フロイト―その生涯と児童分析
第3講 エリクソン―その生涯とライフサイクル論
第4講 クライン―その生涯と創造性
第5講 ウィニコット―児童精神科医であるとともに精神分析家であること
第6講 ビオン―夢想すること・思索すること
第7講 サリヴァン―その生涯と対人関係論
第8講 コフート―その生涯と自己心理学、その先に彼が見たもの
第9講 間主観性理論・関係精神分析と米国の精神分析
特別対談「精神分析を生きること」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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・コフートのカス人格が丹念に描写されており有難い。同人格の弁明にはできぬにせよ当人も少年期を苦労したことは理解できた。 ・やはりサリヴァンが一番沁みる。精神分析家のカテゴリに入れるべきかは微妙な気もするが。小学校に入学するもクラスに友人ができず孤立気味で、(家庭生活でそのような語を習得する機会がなかったので)togetherが正読できずto-get-herと読んでクラス中の嘲笑を浴びたサが、chumship重視の思想に至った遍路は察して余りある。

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