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産後メンタルヘルス援助の考え方と実践―地域で支える子育てのスタート

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784753310357
  • NDC分類 498.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

本書は,効果的なスクリーニングを行い母親を支援する方法,産褥精神病や産後うつ病等の見逃してはならない症状など,産後の不安定な母親に対応し,親子を支える際に必要な考え方・視点・方法を丁寧かつ平易に述べている。医師,心理職,看護職など,様々なフィールドで産後の親子に関わる専門家に役立つ1冊。

内容説明

本書は、地域の保健センターという、産後の親子の90%以上が乳児健診で訪れる、いわば親子を守る一番最初の防波堤となる場所で、長年実践を重ねてきた中から生まれた。効果的なスクリーニングを行い母親を支援する方法、産褥精神病や産後うつ病といった見逃してはならない病の症状、面接の際に注意すべき育児・生活状況のポイント、多職種との連携のコツなど、こうした時期の母親に対応し、親子を支える際に必要な考え方・視点・方法を丁寧かつ平易に述べている。医師、心理職、看護師、保健師、助産師など、さまざまなフィールドで産後の親子に関わる機会のある専門家に役立つ1冊。

目次

第1章 援助が必要なのはどのような人か
第2章 スクリーニングとモチベーション
第3章 産後に見られるさまざまな病状
第4章 産後の精神的不調に関連する因子
第5章 エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)を用いた産後メンタルヘルス援助の実践
第6章 多職種による連携、当事者との連携
終章 出産によって、得たことと失ったこと

著者等紹介

西園マーハ文[ニシゾノマーハアヤ]
九州大学医学部、慶應義塾大学医学部医学研究科博士課程卒。1986年、1992年英国エジンバラ大学留学。1998年より東京都精神医学総合研究所勤務。2008‐2009年英国King’s College London,Institute of Psychiatry客員研究員。現在、(財)東京都医学総合研究所心の健康づくりプロジェクト副参事研究員。慶應義塾大学医学部客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミィさん

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産婦人科医、助産師、保健師は本書を読みなさい!特に、産婦人科医、本書を読むべきだ。いや読め!!!産後のメンタルヘルスのすべてが一冊にまとまっている。注目すべきは、産婦人科医と精神科医の連携不足。産婦人科医が精神疾患について無知であることが問題である。産婦人科医が精神疾患に精通すれば、生かせる命がたくさんあるはずだ。なお、本書は学術的な表現が多く、一般人にとってはやや読みにくいかもしれない。だが、日本一の産後うつマニアを自称するわたしにとっては最良の一冊であった。2015/02/24

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