トラウマを理解する―対象関係論に基づく臨床アプローチ

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トラウマを理解する―対象関係論に基づく臨床アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784753310180
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

トラウマ体験は被害者の内的世界を根底から変化させ,内なる破壊性と外からもたらされた出来事の混乱をもたらす。本書の魅力は,精神分析に基づいた心的外傷の理論と実践がバランスよく,臨床例を通して生き生きと描き出されている点にある。

内容説明

クライン派を中心とする英国対象関係論に基づいたトラウマの理解と臨床アプローチ。アセスメント、コンサルテーション、分析的心理療法、精神分析、集団療法と、見立てから治療までが包括されている。タヴィストック・クリニックのトラウマ・ユニットでの臨床実践の蓄積に基づいて著わされており、実行されているものという強い説得力がある。英国精神分析の伝統に則った臨床ケースの豊富な提示が、臨床に沿った理解を推進する。

目次

第1部 概論(なぜ精神分析なのか?;トラウマを考える;人間による過誤)
第2部 アセスメントとコンサルテーション(心的外傷後の状態の精神力動的アセスメント;予備的介入―4回からなる治療的コンサルテーション)
第3部 精神分析的心理療法による治療(トラウマと憤懣;トラウマを蒙った患者の心の仕事;治療上の問題:レイプの事例;外傷的な死別後にみた夢:喪の哀悼かその回避か;トラウマにおける同一化過程)
第4部 精神分析(発達上の損傷―内的世界への影響;外的損傷と内的世界)
第5部 グループ(トラウマを蒙ったグループ;トラウマ後の状態における行為、同一化、思考)

著者等紹介

ガーランド,キャロライン[ガーランド,キャロライン][Garland,Caroline]
タヴィストック・クリニック成人部門のコンサルタント臨床心理士であり、トラウマとその余波に関する研究ユニットのユニット長である

松木邦裕[マツキクニヒロ]
1950年佐賀市に生まれる。1975年熊本大学医学部卒業。1999年精神分析個人開業。現在、京都大学大学院教育学研究科教授、日本精神分析協会正会員、日本精神分析学会会長

田中健夫[タナカタケオ]
1965年上田市に生まれる。1997年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。1997年九州大学健康科学センター、同高等教育研究開発推進センターを経て、山梨英和大学人間文化学部准教授。臨床心理士

梅本園乃[ウメモトソノ]
1966年熊本市に生まれる。1996年九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。1996年疋田病院臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あくびこきぞう

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 タビストックのトラウマユニットのスタッフたちの論文集。4回限定の治療コンサルテーション(その後先の治療が提案されたり終結になったりする)の事例の紹介がとても興味深かった。受傷後の早期介入として必要かは置いておいて、(タビストックでも、ある程度時間を経て紹介される事例が多いという印象)有用な事例は多かろうと思う。しかし、「この技術だけつまみぐい」ってわけにいかない、精神分析のトレーニングの上にある技だよなとも思う。訳文もとても読みやすいし、値段も手ごろ♪2012/06/04

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