出版社内容情報
精神分析では用語が多いだけに,これを分かることが理解の第一歩になる。本書ではたくさんの用語の生きた意味,さらに精神分析的人格理論と人格の病理に関する理論を解説する。用語も理論も,生活体験や臨床体験に結びつけて考え,体験として理解できるよう説明する精神分析の基本のキ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スミレ雲
6
【図書館本】最初は丁寧に読んだが、途中以降、かなり飛ばした。とりあえずフロイトだなと思った。エゴ、イド、スーパーエゴ。学生の頃、自分についてよく考えたことを思い出した。2018/03/05
anchic
5
精神分析の読み物としては読みやすいですが、ざっくりしすぎている気がします。最後のまとめにあるように他の本で補う必要があります。2011/04/30
つなぐ
4
患者の自我機能をきちんとアセスメント出来るようになりたくて読みました。自我って何ってコトの説明はとても分かりやすいですが、病気で自我がどう変化するかって事はあまり触れられていません。防衛機制の説明も分かりやすいのですが、患者の行動に当てはめて読み解くには経験も必要なのでしょうか、なかなか患者のアセスメントに結びつけるのは難しい気がしました。精神分析的な人格理解の手助けになる基本的理論を分かりやすく書いた本ですが、臨床応用は難しいなというのが正直なところです。2018/06/06
せ~や
4
この本ほど、精神分析を分かりやすく理解出来る本はないと思えるほどの名著。2014/11/12
ドイッチョー
3
基礎となっていますが精神分析で使用される用語が駆使されており、内容は深く難解なところは難解です。自我心理学、対象関係論、発達心理学等の知見を統合して理解するにはかなり有用な書籍だと思います。2021/02/23
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- 和書
- Requiem.