目次
第1章 クライン派のこどもの精神分析理論とその応用
第2章 乳幼児観察とその応用―乳幼児が語ること
第3章 クライン派の「プレイ・テクニック」の技法と実際
第4章 クライン派と自我心理学との相違―チェシック『子どもの心理療法』のケースを通して
第5章 こどもの心的世界のアセスメント
第6章 精神分析的考察『千と千尋の神隠し』
第7章 精神分析的考察『海辺のカフカ』
著者等紹介
木部則雄[キベノリオ]
1957年群馬県に生まれる。1983年京都府立医科大卒業。同年、聖路加国際病院小児科。1986年帝京大学医学部付属病院精神神経科。1991年タヴィストック・クリニック児童・家族部門に留学。現職、白百合女子大学文学部児童文化学科発達心理学専攻教授。同大大学院文学研究科発達心理学専攻教授。白百合女子大学発達臨床センターセンター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Asakura Arata
1
「海辺のカフカ」における精神分析的考察があったが、読んでいなくて、何が書いてあるかさっぱりわからず、遅まきながら引用文献を読んだ。2008/09/15
餃子
0
子どもの描いた絵から子どもを理解していけるのがすごい!解釈することに怖さがあることが自分の課題。不安→解釈→反応という流れを意識してやっていきたい。でも解釈がわからないというか、思いつけない、感じられないから難しい。2016/12/29
なみこ
0
とても興味深い内容だった。クライン派対象関係論のアプローチから紐解いていく考え方が面白い。2015/01/07