目次
第1章 分析での目標に到達すること:精神分析という開かれた可能性
第2章 精神分析でのあやまちと、あやまちを避けようとすること
第3章 ひとつのセッションでの体験:コミュニケートしようとすること
第4章 自律に向けて:精神分析でのスーパーヴィジョンを考える
第5章 心理療法で援助しようとするときの落とし穴
第6章 再演と解決
第7章 患者の手を抱くべきか、それとも抱かざるべきか:さらなる考察
第8章 侵襲と空間:技法上の問題
第9章 知っていることの彼方の知らないこと
エピローグ 何処へ
付録論文 早期心的外傷の復活のときに身体接触を求めるという分析家への重圧
著者等紹介
浅野元志[アサノモトシ]
1964年愛知県に生まれる。1990年名古屋大学医学部卒業。1999年~現在、タビストック・クリニック(ロンドン)成人部門に留学。精神科医
川野由子[カワノユウコ]
1962年兵庫県に生まれる。1987年追手門学院大学大学院修士課程修了。現在、帝塚山学院大学大学院心理教育相談センター、大阪府母子保健総合医療センター(非常勤)臨床心理士
日下紀子[クサカノリコ]
1990年奈良女子大学大学院修士課程修了(臨床心理学専攻)。現在、高山診療所、関西心理センター、臨床心理士。日本精神分析学会認定心理療法士
永松優一[ナガマツユウイチ]
1952年福岡県に生まれる。1989年香川医科大学卒業。現在、福岡共立病院精神科医、日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザー
松木邦裕[マツキクニヒロ]
1950年佐賀市に生まれる。1975年熊本大学医学部卒業。現在、精神分析個人開業。福岡共立病院(精神科医)。日本精神分析協会認定精神分析家
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