内容説明
本書はフランセス・タスティンの生涯と業績について書かれたものである。タスティンは優れた臨床家であり、その自閉症児と精神病児に関する理解は、この分野の他のメンバーに向けて、自閉症と精神病の関係を明らかにする。
目次
第1章 自閉症の解明と理解への探索
第2章 異様な子どもたち
第3章 カプセル化状態と混乱錯綜状態
第4章 精神の破滅とブラックホール
第5章 意識の開拓者たち
第6章 自閉対象、感覚対象、移行対象
第7章 鍵を握る人
第8章 知的ハンディキャップと精神疾患
第9章 学習障害についての精神分析的展望
第10章 神の再建
著者等紹介
スペンスリー,シェイラ[スペンスリー,シェイラ][Spensley,Sheila]
ウイルスデン・コミュニティ病院、ウイルスデン心理療法センターの臨床心理相談員であり、また精神分析的な方向づけをもつ心理療法家である
井原成男[イハラナリオ]
1950年鹿児島に生まれる。1980年早稲田大学大学院博士課程修了。同年東京慈恵会医科大学付属病院小児科に勤務。1992年国立公衆衛生院母子保健学部・母性保健室長。1997年東京大学大学院教育学研究科助教授(併任)。現職、お茶の水女子大学発達臨床心理学講座教授。専攻、発達臨床心理学
木部則雄[キベノリオ]
1957年群馬県に生まれる。1983年京都府立医大卒業。現職、白百合女子大発達心理学専攻教授。専攻、精神医学・精神分析学
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感想・レビュー
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