目次
１ 統合失調症の自己管理とその目標
２ 統合失調症とは
３ 統合失調症における回復のイメージと実例
４ 回復に必要な入院の資源とその利用
５ 回復に必要な地域生活の資源とその利用
６ 回復に必要な薬物療法
７ 回復に必要な心理社会療法
８ 薬物自己管理の実際
９ 症状自己管理の実際
１０ 当事者研究
著者等紹介
丹羽真一［ニワシンイチ］
公立大学法人福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座特任教授。福島県病院事業管理者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
17
★★★★☆統合失調症の患者さんが、自分の病気を治療し管理するための手引書。病気の概念から、回復に向けた地域生活の資源、服薬や症状の自己管理の方法が記載されている。内容はわかりやすく、A4サイズの本で、字も大きく見やすい。【印象的な言葉】医療者は、患者さんへ指示する権利的存在ではなく、患者さんが理解できる情報を提供し、治療を維持していくための手助けと援助をしていくという、上限関係のない「パートナーシップ」に転換されています。2020/01/12
精看探求士
1
福島医大の服薬モジュールに興味・関心がある人は必見の本書。サイズとしては大きくパンフレットのようでもある。平易な文章で読みやすく、スッと頭に入る。それもそのはず、著者の丹羽真一先生は、この分野の第一人者であった。2015/02/24
