目次
赤血球膜研究小史:1851年から今日までの段階的発展
第1期:光学顕微鏡の発明とHSの発見
第2期:赤血球膜研究史の夜明け
第3期:赤血球膜の組成分析の始まり:まず膜脂質から
第3期:赤血球膜構造を探る試み
第4期:膜研究の革命:膜蛋白質の完全解析
赤芽球分化と膜蛋白質の発現
赤血球膜における細胞骨格の超微構造
第5期:病態解明にヒントを与えた赤血球の楕円形状:遺伝性楕円赤血球症の病態解明
第6期:解析の遅れた遺伝性球状赤血球症の謎
わが国に特有なProtein4.2欠損症
古くて新しいテーマ:一筋縄ではいかない有口赤血球症
古くて新しいテーマ:赤血球膜からみた血液型
古くて新しいテーマ:膜脂質2重層のなかに秘められた小宇宙:Membrane lipid rafts
古くて新しいテーマ:忘れられかけていた赤血球膜脂質異常症
著者等紹介
八幡義人[ヤワタヨシヒト]
1961年横浜市立大学医学部医学科卒業。1962年東京大学医学部第3内科学教室へ入局。1964年東京大学医学部付属病院助手。1967年医学博士号授与。1969年7月~1971年6月米国カリフォルニア州立大学(UCLA)医学部内科学教室:Research Specialist。1971年7月~1974年6月米国ミネソタ州立大学医学部内科学教室血液学部門教室へ移籍:Research Specialist。1972年7月~1974年6月米国ミネソタ州立大学医学部内科学教室Assistant Professor of Medicine(Hematology)就任。1974年川崎医科大学内科学(血液部門)助教授。1977年川崎医科大学内科学(血液部門)教授。2001年川崎医科大学名誉教授。学会活動:日本内科学会功労会員、日本血液学会名誉会員、日本臨床血液学会第42回総会会長、名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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