出版社内容情報
《内容》 目の構造から点眼薬・眼軟膏、使用上の注意、また病気と検査、治療と薬剤など、目に関連する情報をQ&A形式で簡明に解説、正しい服薬指導のためのシリーズ眼科編。
《目次》
I.総論
目の構造は。日常生活の注意。目からの薬の吸収は。点眼薬を使用すると味が。点眼薬が目にしみないのは。点眼容器の種類。点眼薬で色がついているものが。点眼薬1本は何滴分。点眼薬と眼軟膏の違いは。持続性点眼薬にはどのような工夫が。点眼薬の主な副作用。点眼薬を使用する時注意が必要な病気は。妊婦に注意が必要な点眼薬は。授乳婦に注意が必要な点眼薬は。
II.点眼薬使用上の注意
正しい点眼薬のさしかた。正しい眼軟膏の塗りかた。小児への上手な点眼方法は。目が不自由な点眼方法。1回に何滴点眼。1日に何回点眼。点眼薬の間隔。寝る前に点眼は。点眼薬開封後はいつまで使用。使用できなくなった点眼薬の見分けかた。点眼薬の中には遮光が必要なものが。点眼薬の中には冷所保存が必要なものが。点眼薬を凍結してしまったのですが。点眼薬を車中(高温のところ)に放置。旅行などに行く時は冷所保存の点眼薬は。点眼薬の保管方法は。用時溶解する点眼薬は。眼内レンズ装着時の点眼は。コンタクトレンズを使用中に点眼薬を。家族で同じ点眼薬を共有。
III.病気と検査
眼圧と血圧は関係が。眼圧が高い。白内障。飛蚊症。花粉症で目がかゆい。はやり目の感染を防ぐには。ベーチェット病とは。糖尿病性網膜症とは。網膜剥離とは。老人性黄斑変性とは。眼底出血とは。バセドウ氏病とは。目やにがよくでるのですが。偏った食生活をつづけていると。眼疾患を目の色で診断。涙管の流れを確認。シルマーテストとは。視力検査には。ホルネル症候群の診断には。眼底検査。眼圧検査。
IV.治療と薬剤
緑内障の治療には。点眼薬以外に眼圧を下げる薬は。緑内障に注意が必要な薬は。白内障の治療にはどのような点眼薬が。はやり目の治療薬には。ぶどう膜炎の治療薬には。トキソプラズマ症の治療薬には。ヘルペスの治療薬には。花粉症の予防と治療薬には。ドライアイの治療薬には。シェーグレン症候群の治療薬には。眼瞼下垂の治療薬には。疲れ目に使用する点眼薬には。麻酔に使用する点眼薬には。眼注はどのようなときに。手術後の点眼薬はいつまで使用。点眼薬の抗生剤はどのくらい長期に。喘息ですが注意が必要な点眼薬は。点眼薬の中で耳、鼻に使用できるものが。ステロイドホルモン剤の点眼薬には。防腐剤の入っていない点眼薬。点眼薬で爽快感のあるものは。目に使用できる消毒剤は。目の神経に作用する内服薬は。視力障害を起こす薬。市販の点眼薬にはどのような種類が。
目次
1 総論(目の構造について教えてください。;日常生活で目について注意することはありますか? ほか)
2 点眼薬使用上の注意(正しい点眼薬のさしかたを教えてください。;正しい眼軟膏の塗りかたを教えてください。 ほか)
3 病気と検査(眼圧と血圧は関係がありますか?;眼圧が高いといわれましたが緑内障ですか? ほか)
4 治療と薬剤(緑内障の治療にはどのような点眼薬が使用されますか?;点眼薬以外に眼圧を下げる薬はありますか? ほか)
5 目に関する情報(紫外線の目に対する影響について教えてください。;目の中に薬品が入ってしまったらどうすればよいのですか? ほか)
著者等紹介
佐野七郎[サノシチロウ]
佐野眼科医院院長/社団法人日本眼科医会前会長
北原健二[キタハラケンジ]
東京慈恵会医科大学眼科学講座教授
菊野史豊[キクノフミトヨ]
東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。