出版社内容情報
《内容》 ●活性型ビタミンD3外用薬／マキサカルシトールによる治療に焦点をあて、局所療法、全身性療法など各症例を紹介。
●副作用症例と安全使用における注意点も付記！
●写真・図表を多用しわかりやすく解説した臨床医必携の症例集!!
《目次》
I．総説
病態と治療
１．病態～表皮細胞増殖ならびにT細胞増殖の面から
２．治療～ストラテジー、アルゴリズム
（治療計画の立て方）
II．症例
１．局所療法
症例１．ステロイド外用からマキサカルシトール外用に変更して著しく改善した症例
症例２．顔面などに対するマキサカルシトール軟膏著効例
症例３．マキサカルシトール外用後の組織の変化、ステロイドとの比較
症例４．マキサカルシトール単独著効例
症例５．ステロイドとマキサカルシトールの混合外用に切り替え後、皮疹が改善した1例
症例６．ステロイドからの切り替え例
症例７．マキサカルシトール軟膏とステロイド外用薬の併用療法にて効果が得られた症例
症例８．外用PUVA療法とマキサカルシトール軟膏の併用
２．全身療法
症例９．マキサカルシトールと紫外線療法にステロイド外用を併用した症例
症例10．ナローバンドUVBとマキサカルシトール外用が奏効した尋常性乾癬の1例
症例11．メトトレキサートとの併用例
症例12．シクロスポリンとマキサカルシトール軟膏との併用例
症例13．低用量エトレチナートとマキサカルシトールの併用が著効を呈した例
３．安全性
症例14．マキサカルシトール外用により高カルシウム血症をきたし、意識障害、腎機能障害を併発した尋常性乾癬
症例15．透析中の乾癬患者において高カルシウム血症を未然に防ぎ得た症例
●安全に使うためにはどうすればよいか？
～活性型ビタミンD3外用薬の使用上の注意点～
内容説明
本症例集では活性型ビタミンＤ３外用薬の中でも比較的高い頻度で使用されているマキサカルシトール軟膏の実際の使用例を単独使用のみならず、他の外用薬・療法、内服薬との併用使用を含めた症例を、乾癬を専門としている先生方が執筆している。また、症例のみでなく、乾癬の発症機序、乾癬治療戦略の建て方、活性型ビタミンＤ３外用薬の使用上の注意も掲載されているので、活性型ビタミンＤ３外用薬を乾癬の実地診療に用いる際に、非常に役立つ情報が満載されている。
目次
１ 総説（病態と治療）
２ 症例（局所療法；全身療法；安全性）
著者等紹介
中川秀己［ナカガワヒデミ］
自治医科大学皮膚科学教授
水谷仁［ミズタニヒトシ］
三重大学医学部皮膚科学教授
小沢明［オザワアキラ］
東海大学医学部医学科専門診療学系（皮膚科学）教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
