出版社内容情報
アメリカで最も愛され、読み継がれるベストセラー、待望の復刊!
両親の離婚、子供だけの列車の旅、祖母による養育。白人と黒人が住み分かれていた小さな町でも、人種差別は機会あるごとに、ひときわ強い屈辱となって立ち現れずにはいなかった。八歳のときの家庭内レイプ、十七歳で未婚の母となり、幼い息子を抱えて自活の道を探しながら奮闘する??全米一の人気司会者、オプラ・ウィンフリーが師と仰いだ黒人女性作家・マヤ・アンジェロウ、過酷な体験を瑞々しく描く最初の自伝。
マヤ・アンジェロウ[マヤアンジェロウ]
著・文・その他
矢島翠[ヤジマミドリ]
翻訳
内容説明
両親の離婚、子供だけでの列車の旅、祖母による養育。白人と黒人が住み分かれていたアーカンソー州の小さな町でも、人種差別は機会あるごとに、ひときわ強い屈辱となって少女の前に立ち現れずにはいなかった。八歳での家庭内レイプ、分身のような兄との別離、文学への傾倒、性の目覚め…黒人ゲットーに暮らす少女の自己形成の軌跡を瑞々しく描く、最初の自伝。
著者等紹介
アンジェロウ,マヤ[アンジェロウ,マヤ] [Angelou,Maya]
1928年生まれ。詩人、作家、人権活動家。両親の離婚後、アメリカ南部アーカンソー州の田舎町で、祖母に育てられる。8歳のときに母親の愛人にレイプされ、幼いながらもその裁判の証言台に立たされた。17歳で未婚のまま、同世代の少年の子を出産。その後、幼い息子を抱え、ウェイトレス、ナイトクラブの歌手、ショー・ダンサーなどの職を転々とする。一時は娼婦となった時期もある。50年代半ばより、キング牧師のもとで黒人公民権運動に身を投じ、60年代は、自己のルーツを求め、アフリカのガーナへ渡り、ジャーナリストとして活躍。帰国後、自伝『歌え、翔べない鳥たちよ』がベストセラーとなり、その後、自伝・小説の執筆、映画の脚本・演出、詩作と、精力的な活動を続けた。1993年、ビル・クリントン大統領の就任式で自作の詩「朝の鼓動に」を朗読し、1995年10月にはワシントンでの100万人黒人大行進でスピーチを行った。2011年、バラク・オバマ大統領より大統領自由勲章を授賞。2014年5月28日、86歳で死去
矢島翠[ヤジマミドリ]
1932年、東京生まれ。東京大学文学部英文科卒業。1955‐76年、共同通信記者。著作の他、訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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