内容説明
本書では、治療対象となるべき成長障害児をどのようにして見つけだし、どのように治療するかを理解してもらうため、日本を代表する小児内分泌科医でこの分野のエキスパートである先生方が執筆。まず、正常の成長・発達、さらには骨年齢の評価法、そして成長障害の鑑別と診断の進め方を解説。次いで成長ホルモン療法の保険適応疾患となっている疾患としてある成長ホルモン分泌不全性低身長症、ターナー症候群、軟骨異栄養症、慢性腎不全、さらにはプラダー・ウィリ症候群と日常診療では多くみる低身長である胎内発育不全性低身長などの疾患についての治療の実際について解説した。
目次
1 小児の成長・思春期発達
2 骨年齢の評価法
3 成長障害の鑑別と診断の進め方(分類・頻度を含めて)
4 成長ホルモン治療までの手続き
5 成長障害治療の実際
6 成長障害児の社会心理的問題とケア
7 成長障害治療の将来展望
8 成長障害トピックス(成長にかかわる遺伝子群)
著者等紹介
藤枝憲二[フジエダケンジ]
旭川医科大学医学部小児科教授
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