内容説明
本書は、現在第一線で実際に研究、臨床に従事しておられる国内外の先生方に、最新の情報をわかりやすく、読み物としても面白く提供して戴くことを目的とした。実際当事者にしかわかり得ない生の情報が、随所に織りこまれている。この本が現時点でのPTHやPTHrPに関する知見の把握と問題点の整理に役立ち、今後のCa・骨代謝疾患の病態・病因研究や新たな治療法開発の一助となる。
目次
1 PTH―基礎(カルシウムホメオスタシス;副甲状腺の発生;PTH産生・分泌の調節機構 ほか)
2 PTH―臨床(原発性副甲状腺機能亢進症;カルシウム感知受容体異常症;特発性副甲状腺機能低下症―臓器発生から ほか)
3 PTHrP(PTHrPの生理作用;癌とPTHrP;PTHとPTHrP遺伝子の進化)
著者等紹介
尾形悦郎[オガタエツロウ]
財団法人癌研究会附属病院名誉院長
池田恭治[イケダキョウジ]
国立長寿医療センター老年病研究部部長
福本誠二[フクモトセイジ]
東京大学医学部附属病院検査部講師
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