内容説明
本書は、パーキンソン病について、その歴史・疫学・症候から、診断と鑑別すべき疾患、治療薬の現状と将来、症状の中でも特に注意が必要な自律神経症状・精神症状への対応、リハビリテーション、住宅改造・補助器具、介護・福祉について解説するとともに、今日、急速に進歩し続けている外科治療、遺伝子レベルでの病因解明・治療への研究に至るまで、専門の先生方にわかりやすく解説して頂いたものである。
目次
1 パーキンソン病とは?
2 パーキンソン病の診断と間違われやすい病気の見分け方
3 治療薬の現状と将来
4 自律神経症状とその対策
5 精神症状と心のケア
6 パーキンソン病のリハビリテーション
7 住宅改造・補助器具
8 家族の対応と介護の工夫
9 外科治療はどこまで進んだか?
10 病因解明への新たな進歩
著者等紹介
田代邦雄[タシロクニオ]
北海道大学大学院医学研究科神経内科学教授
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