内容説明
高齢化社会の急速化に伴い、骨粗鬆症への社会的関心が高まっています。いま日本では65歳以上のお年寄りの3分の1が骨粗鬆症にかかっているといわれますが、骨粗鬆症の名前は聞いたことがあっても、それが正しくはどのような疾患であるのかはあまり知られていません。骨折を招きやすく、そのために「寝たきり老人」になってしまうこともあるこの病気は、治療よりもその予防が大きな鍵を握っています。本書では、骨粗鬆症の成因、食事・運動面からの予防の方法、検査や薬物療法などについて分かりやすくまとめました。正しい知識を身につけ、骨粗鬆症の予防に本書を役立てて下さい。
目次
1 骨粗鬆症とは
2 食事療法
3 運動療法
4 検査
5 薬物療法
6 臨床試験(治験)