内容説明
本書は今日までに明らかにされたアルコールの生理・薬理・代謝など基礎的知見を整理し、アルコール性の消化管障害の実態・症候・病態生理・治療について要約した上、アルコールが関連すると考えられる、消化管の癌の発生・進展についての最新の知見を紹介したものである。
目次
1 アルコール性消化管障害とは―癌との関わりあい
2 アルコールの吸収と種々な生理・薬理作用
3 アルコール性消化管障害の特徴
4 アルコール性消化管障害の発生機序
5 アルコールと発癌
6 アルコール性消化管障害の予防と治療