内容説明
本書は神戸大学医学部の磯部敬教授が、ライフワークであるモノクローナル免疫グロブリン症について、広い視野から興味深くまとめられた力作である。この分野の第一人者である磯部教授が長年にわたり経験された症例を中心に、豊富な図説を用いてわかりやすく書かれており、同時に「腫瘍と免疫異常」の接点に位置する本症の生物学的意義についても優れた洞察力をもって適確に述べられている。
目次
総論(免疫グロブリン;モノクローナル免疫グロブリン症)
各論(骨髄腫;原発性マクログロブリン血症;H鎖病(Heavy Chain Disease:HCD)
BJP沈着(蓄積)症
その他のモノクローナルIg症)