ありふれた“平和都市”の解体―広島をめぐる空間論的探求

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ありふれた“平和都市”の解体―広島をめぐる空間論的探求

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  • サイズ A5判/ページ数 432p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784753103881
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C0010

内容説明

“平和都市”に生まれた「原爆スラム」とは何か?1958年の「復興博」と戦前の「昭和博」「時局博」を貫くアクターたち。彼らが夢見た“平和都市”とは何だったのか?そして平和塔・平和の鐘はなぜ複数あるのか?いくつもの問いとともに描かれる、戦前と戦後を跨ぐ「8月6日」に収斂しない広島とは―。

目次

序論
理論篇(広島研究という課題;都市研究からの補助線)
事例篇(“平和都市”の発明、都市の変遷;“平和都市”の舞台、都市の夢;“平和都市”の終焉、臨界と永続;“平和都市”の“平和塔”;批判と応答)
結論

著者等紹介

仙波希望[センバノゾム]
1987年、広島生まれ。札幌大谷大学社会学部地域社会学科准教授。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程国際社会専攻修了。博士(学術)。専門は都市研究、カルチュラル・スタディーズ。主な業績に「「平和都市」の「原爆スラム」」(『日本都市社会学会年報』第7回日本都市社会学会若手奨励賞受賞、2016年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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msykst

16
〈平和都市〉や「原爆スラム」という名付けが持つ拘束力を認めつつ、如何にそこから逃れるか。「〈平和都市〉の二分法」という記憶研究の構図を乗り越える為に、「ありふれた都市」という概念を導入し、都市論として広島を語り直す。広島が孕む「特殊」という問題を如何にして普遍的な話にできるのか、というよりは、「広島」が如何に「普遍的な」場所でしかあり得ないのかを論じる。世代的な責任を果たそうという研究者としての矜持に痺れる。2024/07/26

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