目次
第1編 諦めの哲学(永井荷風『冷笑』における「諦め」;くりこみ理論と諦めの哲学;キリスト教の禁欲倫理と近代人、現代人にとっての禁欲の在り方としての諦め―マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』に即して;哲学・倫理学の意義についての省察)
第2編 科学・科学史の中の哲学をたずねて(ガリレオによる世界像の変革・世界観の革命;「パラダイム」をめぐって;素粒子の超伝導モデルについての哲学的考察)
著者等紹介
鈴木文孝[スズキフミタカ]
1940年、静岡県に生まれる。1963年、東京教育大学文学部卒業。1965年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1970年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程を学科課程修了にて満期退学。その間、昭和43年度、昭和44年度日本学術振興会奨励研究員。2004年、愛知教育大学教授教育学部を定年により退職。現在、愛知教育大学名誉教授、文学博士(筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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