西洋が西洋について見ないでいること―法・言語・イメージ 日本講演集

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  • サイズ B6判/ページ数 177p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784753102372
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C0010

内容説明

西洋は何を根拠に成り立ち、みずからを世界化したのか?マネージメントと科学主義がグローバルな支配を及ぼす時代に、鏡をとおして、イメージ、主体、アイデンティティを問い直し、ことばを話す生き物=人間の生きる論理を明るみに出す。ドグマ人類学への最良の手引き。

目次

西洋は本当に地理的な概念にすぎないのだろうか―導入としての考察
第1講演 西洋が西洋について見ないでいること
第2講演 話す動物とは何か―人間の組立てについての考察
第3講演 人間のドグマ的な次元についてのいくつかの考察
光の射すところ 山口薫『花の像』について―人間と世界の対話的な関係
旅の荷物“解題”(西谷修)

著者等紹介

ルジャンドル,ピエール[ルジャンドル,ピエール][Legendre,Pierre]
1930年、フランス、ノルマンディー地方に生まれる。法学博士、パリ第1大学および高等研究実習院(EPHE)元教授。1957年から1998年まで、パリ第1大学法学部で教える(ローマ法、中世法制史)、1960年代に、フランス組織商会(私企業)の仕事で、アフリカ(ガボン)の経済発展のために働く。また、国連の専門員として、ついでユネスコ専門員として西アフリカ諸国、とくにマリで働く。1968年にはフランス行政史の仕事をまとめ、1975年以降、精神分析家として活動をするかたわら、権力と愛、身体と制度性などの研究を進める。1978年から1998年まで、高等研究実習院(宗教学部門)教授を兼任、「西洋キリスト教規範空間」の研究を指導、そこで「ドグマ人類学」という独自の学問領域を切り開く。1998年退官

森元庸介[モリモトヨウスケ]
1976年生。東京大学大学院総合文化研究科博士課程、パリ第10大学哲学博士課程在籍。フランス地域文化研究/近世美学史専攻

西谷修[ニシタニオサム]
1950年、愛知県北設楽郡生。明治学院大学文学部教授を経て、東京外国語大学大学院地域文化研究科教授(思想文化論)。20世紀フランス思想の研究をベースに、西洋的知の臨界領域を探りながら、死、戦争、世界史、生命、宗教などの諸問題を独自の視点から論じる
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

8
グの先行性、個人にとって社会制度、文化の先行性へと発展する。ソシュールによれば言語記号はシニフィアンとシニフィエの恣意的な結合である。恣意的と呼ばれるのは犬をアメリカではdogといい記号内容と表記に必然的な結び付きはない。人は言語により自己と世界を関係付けるが、西洋という文化は、恣意性を必然性、自然性に変えるため、ローマ法、国家の概念の創出、キリスト教の伝統という契機を通し、自己を自己像と結びつける、鏡の役割を果たしてきた準拠という。が講演であり、西洋の歴史的連続性の創出は荒い素描にとまりラカン概念も説明2018/06/05

Z

5
簡潔過ぎて何故そう断言できるか説明不足。内容は西洋とは何かとラカン理論の二つが軸。神経未発達の寸断された体の状態で生まれた赤ちゃんは鏡の中に自分の身体像を発見する。ここで鏡という自己の外部の物体を通して認識するパラドクス、自己の外部性と現実的にはバラバラでありながら想像的に先どりする二点がポイント。外部の支えは後に社会制度なり共通感覚(文化)の中、あるいはそれを通しての自己形成という人間の有り様へと発展し、先取りはのちに人にとっての言葉の先行性、シニフィエに対するシニフィアンの先行性、パロールに対するラン2018/06/05

えくり

2
どうも見通しが悪い。勉強不足だなー。文化は個人と同じく<鏡>の論理に従ってるから見えないものがあるって感じ?最後の山口薫論もよかった。「西洋の神話的構造は、至高にして全能である位置の演出というものを繰り返しているのです」 2010/01/06

秦野弘之

0
図書館の『夜戦と永遠』が二章まで読んだところで連れ去られてしまったのでこちらに。すごくまとまっていて、まとまりすぎなので、これだけではあんまりピンと来ない感じ。2010/03/03

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