内容説明
1575フィートの海底に沈んだ潜水艇から、奇跡的に生還した男達の物語。残された時間との闘い、3日半にわたる不眠不休の救難活動の末に成し遂げられた感動のドラマ。
目次
1 暗黒の海底へ
2 士官候補生時代
3 二人乗り潜水艇
4 潜航325
5 海底へ墜落
6 長い待機
7 ボイジャー号戻る
8 海底の捜索
9 生還への望み
10 妻の不安の日々
11 新たなる危機
12 カーブ出動
13 最後のチャンス
14 故郷へ
15 そして再び海へ
16 わが町ブロートン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yos
1
沈んだ潜水艇から3日半後に生還した話。地上の人々は一丸となり、次々とあらわれる問題点を解決し、潜水艇の二人を救出した。大惨事を免れたのは彼らの不眠不休の努力があったからだ。一方、海底にいた二人はひたすら安静にした。パニックになったり、無駄に動いたりするのは酸素の無駄遣いである。真剣に考えるという行為でさえ、余分な酸素を消費する。海底に閉じ込められたことがわかった時は、叫んだり騒いだり焦ったりしてはいけない。体を横たえ、なるべく安静にすることが肝要なのだ。危機的状況では精神力が鍵を握るのである。2008/11/16
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