内容説明
本書では、人間工学、建築環境、建築材料、建築設計、建築物の維持管理などのさまざまな視点から、快適でしかも健康的な居住空間を創造し、これを維持してゆく方法を探った。キーワードは、居住者に対して「まもる健康」と「つくる健康」とし、まもる健康では、健康を損なう環境からいかに居住者を守るか、つくる環境では積極的に健康になる空間の設計、健康的な空間をいかに維持してゆくかを各分野でそれぞれ検討した。
目次
1 健康と人間(ヒトのしくみ;健康とは ほか)
2 健康と建築環境(建築環境とはなにか;熱環境―太陽から受ける熱・日射 ほか)
3 健康と材料(材料と化学物質―ホルムアルデヒド;材料と化学物質―揮発性有機化合物(VOC) ほか)
4 健康と設計(部屋向きの良い設計―家相;部屋向きの良い設計―風土 ほか)
5 健康と住まいのクリーニング(住まいのクリーニング―日常点検のしかた;住まいのクリーニング―定期点検 ほか)