内容説明
建築分野におけるマイコンの利用は確実に定着したといえる。一時の単なるマイコンブームから、真の道具となりつつある。また建築業界の動向から、建築設計においても、確かな技術力が求められるようになった。このような背景をもとに、本書はマイコン入門や一般的概説は除き、構造設計への利用に的をしぼりまとめたものである。
目次
第1章 プログラミング技法と数値解析法(プログラミング技法;マトリックスとその基本算法;連立方程式の解法;連続関数と微積分;固有値問題とその解法)
第2章マトリックスの有限要素法(各種要素の剛性・応力マトリックス)
第3章 構造設計における利用(構造設計とコンピュータ処理;建物の形状認識;各部の解析技術)