出版社内容情報
《内容》 老若男女問わず、２本足で歩く人類にとって、腰痛はもはや「宿命」である。なってしまえば仕方がないがそうはいっても体の「要」、その辛さときたら、そう簡単に我慢できるものではない。気鋭のジャーナリストがその体験をもとに、日頃の予防はもちろん、「腰痛持ち」になってしまったときの心がけ、現代医療をはじめさまざまな代替療法的治療法、腰痛と上手におつきあいする秘訣等々、一般の読者が理解できるよう専門知識も分りやすくまとめた。診療のヒントも満載で、治療家も必携の１冊！
《目次》
第１章 働き盛りも若者も
突然始まるギックリ腰／治療も予防も腰痛体操／重苦しさ続く慢性腰痛／脚に響く椎間板ヘルニア／椎間板ヘルニアの手術／腰椎分離症は椎弓の骨折／診断テストのいろいろ
第２章 老化に伴う変形で
変形性腰痛症のいろいろ／すかすか椎体が圧迫骨折／下り坂たどる骨の一生
第３章 背骨以外にも原因
骨盤輪のゆがみも原因に／骨盤のゆがみを正す腰回し／命にもかかわる重症腰痛／内臓の病気からくる腰痛／けっこう多い心因性腰痛
第４章 自ら診断して治療
痛みの分析で病名を推定／ツボの刺激で痛みをとる／自分でできるツボ療法／腰痛を気功でなだめる
第５章 予防は日々の心がけ
仕事とスポーツの厳しさ／まず立つ姿勢から調える／歩けば腰にも筋力がつく／根気で続ける腰痛体操／腰かけてストレッチ体操／イスや靴にも気を配る
【付録】首や腕にも及ぶ肩こり
内容説明
重い腰痛から生還した「模範患者」のジャーナリストが、たまった取材ノートから再構成。現代医療の先端から代替療法、予防法までわかりやすくきちんと解説治療家も座右から手放せない納得のいく腰痛の総合知識を、束ねて提供。
目次
第１章 働き盛りも若者も
第２章 老化に伴う変性で
第３章 背骨以外にも原因
第４章 自ら診断して治療
第５章 予防は日々の心がけ
付録 首や腕にも及ぶ肩こり
著者等紹介
児玉浩憲［コダマヒロノリ］
科学・医学ジャーナリスト、仏教解説家。１９３４年和歌山県出身。京都大学理学部卒業後、同大学院で生物学（エコロジー）を専攻。５９年から朝日新聞記者。主に科学部で自然科学や医学・医療を担当し、社会部・学芸部・整理部なども体験。科学雑誌・医学雑誌の編集長、科学部長、編集委員を経て９０年フリーに。著述や講演、ラジオ出演にいそしむ。現在、医学ジャーナリスト協会副会長、『電気学会誌』編集顧問、東京親鸞会常任委員（築地本願寺）。朝日新聞社社友
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