出版社内容情報
《内容》 Travell,simonsによるトリガーポイントテックニックと、Jandaによる固有受容および筋肉バランスの原理を応用した新しい総合的なアプローチである。損傷の原因となった特異的メカニズムを説く「損傷の生体力学」や、ストレッチの度合いを示す「ストレッチ陽性サイン」などにも触れ、約70の筋の治療法などを収録。
《目次》
第I部 理論
筋筋膜トリガーポイント/鍼療法とトリガーポイント療法/筋―神経生理学と筋収縮/筋筋膜トリガーポイントの発生病理/臨床症状および身体所見/関連痛パターンのメカニズム/筋筋膜トリガーポイントの分類/損傷の生体力学/筋筋膜トリガーポイント症候群の診断/筋筋膜異常の治療/筋筋膜トリガーポイントの持続要因/トリガーポイント針刺入法/トリガーポイント筋筋膜治療の禁忌/第I部の演習問題の解答
第II部 筋
頚椎部
胸鎖乳突筋/斜角筋/頚長筋/顎二腹筋/項筋/頭板状筋および頚板状筋/上部僧帽筋/肩甲挙筋
肩部
広背筋/大円筋/肩甲下筋/棘上筋/棘下筋/大胸筋/小胸筋/三角筋/鎖骨下筋/胸骨筋
上肢部
上腕二頭筋/上腕三頭筋/腕橈骨筋/回外筋/円回内筋/尺側手根屈筋/橈側手根屈筋/橈側手根伸筋(長頭および短頭)/尺側手根伸筋/総指伸筋/固有示指伸筋/短母指外転筋/短母指屈筋/母指内転筋/母指対立筋
腹部
腹直筋/横隔膜
胸・腰椎部
大菱形筋/中部ならびに下部僧帽筋/胸腸肋筋/腰腸肋筋
腰椎部
腰方形筋/腸腰筋/大殿筋/中殿筋/小殿筋/梨状筋
下肢部
大内転筋/恥骨筋/大腿筋膜張筋/大腿直筋/内側広筋/外側広筋/中間広筋/大腿二頭筋(長頭および短頭)/半腱様筋および半膜様筋/膝窩筋/排腹筋/ヒラメ筋/前脛骨筋/後脛骨筋/長排骨筋/短排骨筋/第3排骨筋短指伸筋/短母指屈筋/短指屈筋/足底方形筋/母指内転筋
内容説明
本書は、筋筋膜トリガーポイント症候群の診断と治療に関するテキストとして、また、この症候群の治療に関心がある臨床家のための参考書として書かれたものである。
目次
第1部 理論(筋筋膜トリガーポイント:歴史;鍼療法とトリガーポイント療法;筋―神経生理学と筋収縮;筋筋膜トリガーポイントの発生病理 ほか)
第2部 筋(頸椎部;肩部;上肢部;腹部 ほか)
著者等紹介
川喜田健司[カワキタケンジ]
1950年名古屋に生まれる。1973年名古屋大学理学部卒業。1990年明治鍼灸大学生理学教室教授。明治鍼灸大学附属東洋医学研究所長、現在にいたる。全日本鍼灸学会常務理事研究部長。日本疼痛学会理事。日本生理学会評議員
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