出版社内容情報
《内容》 約30年前、現代医学の限界を悟った著者は「肩凝りの治療」を通じて東洋医学と出合う。それ以来、現代医学と東洋医学を併用しながら、日常の臨床に携わっている。本書はその間著者自ら追試して有効だった治療法に、その理論的な考察を加えてエッセイ風に綴ったもの。1999年に発刊された『東洋医学見聞録』の【上巻】と同様に、これから東洋医学(鍼灸)を学ぼうとする医師や卒業したての新米鍼灸師でも、すぐ臨床に役立てられる1冊だ。
《目次》
序言
〈第1篇〉陰陽交叉取穴法
〈第2篇〉頭痛の治療
〈第3篇〉風邪の治療
〈第4篇〉梅核気の治療
〈第5篇〉歯科領域の治療
[PART1 歯痛とその周辺]
[PART2 三叉神経痛と顎関節症]
[PART3 歯周病(歯槽膿漏など)]
〈第6篇〉末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺)の治療
〈第7篇〉パニック障害と不眠症の治療~頚叢刺法を用いて~
〈第8篇〉肋間神経痛の治療
〈第9篇〉痛風発作の治療
〈第10篇〉棘下筋症候群の経筋療法
〈第11篇〉上腕挙上障害の治療
〈第12篇〉腕神経叢症候群の治療
〈第13篇〉梨状筋症候群の治療
〈第14篇〉坐骨結節部痛の治療
〈第15篇〉消化器疾患の治療
[PART1 急性虫垂炎]
[PART2 消化器系を巡る経絡]
[PART3 消火器系を巡る臓腑の働き]
[PART4 上焦部の病(嚥下障害、吐き気、嘔吐)]
[PART5 中焦部の病(心窩部痛を伴う胃炎、胃潰瘍、慢性膵炎、胆石など)]
[PART6 便秘と下痢]
〈第16篇〉薬食同源
[PART1 中国の食養生]
[PART2 食べ物の持つ性質]
[PART3 食べ物が人体に及ぽす具体的な症状とその対策]
参考文献
索引
目次
陰陽交叉取穴法
頭痛の治療
風邪の治療
梅核気の治療
歯科領域の治療
末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺)の治療
パニック障害と不眠症の治療―頸叢刺法を用いて
肋間神経痛の治療
痛風発作の治療
棘下筋症候群の経筋療法
上腕挙上障害の治療
腕神経叢症候群の治療
梨状筋症候群の治療
坐骨結節部痛の治療
消化器疾患の治療
薬食同源
著者等紹介
西田皓一[ニシダコウイチ]
1937年生まれ。神戸医科大学(現在の神戸大学医学部)卒業。発作性頻拍症の研究で医学博士を授与される。専門は循環器内科。1977年の開業以来、東洋医学(鍼灸・漢方)を現代医学と併用して診療に携わってきた。2006年から高知大学医学部・臨床教授、日本刺絡学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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