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内容説明
本書は、基本的には、大学の専門科目としての「債権各論」を受講する学生諸君の教科書・参考書として使用されることを予定している。学生諸君が社会に出て、現実に生起する諸問題に対処できるような考え方の基本を示すことに重点をおき、重要な事項については最近の判例や学説の動向を踏まえて通常の教科書よりも詳しく扱うことにした。これにより、大学で「債権各論」を受講する学生諸君にも、司法試験等の国家試験を受験する諸君にも、また、講義を受講せずに独力で「債権各論」を勉強する諸君にも十分に役立つ教科書になっている。
目次
契約総論(契約の成立;契約の効力 ほか)
契約各論(贈与;売買・交換 ほか)
不法行為(不法行為の問題と課題;一般的不法行為の要件 ほか)
事務管理
不当利得(不当利得とは;給付利得 ほか)
著者等紹介
織田博子[オリタヒロコ]
1951年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程満期退学。現在、駿河台大学法学部教授
後藤巻則[ゴトウマキノリ]
1952年長野県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、独協大学法学部教授。パリ第1大学で在外研究
執行秀幸[シギョウヒデユキ]
1948年東京都生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。国士舘大学教授を経て、現在明治学院大学法学部教授。ワシントン大学(シアトル)で在外研究。消費者保護の見地から契約法、不法行為法、不動産法等を再検討することを主たる研究テーマとする
山崎敏彦[ヤマザキトシヒコ]
1947年静岡県生まれ。東北大学大学院法学研究科博士課程中途退学。福島大学助教授を経て、現在青山学院大学法学部教授。ロンドン大学高等法学研究所、マックスプランク外国私法・国際私法研究所で在外研究。権利の期間制限、委任型・賃貸借型の契約、専門家の責任などを主たる研究テーマとする
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