内容説明
本書の特色は、第一に、家事に関する審判例を、実体法である家族法の分野にとどまらず、手続法である家事審判法規の分野にもまたがり、広くとりあげたこと、第二に、個々の判例の解説という観点からでなく、長年にわたる判例の歩みを通して、そこに積み重ねられた判例理論の生成発展の過程を分析し、問題の所在を明らかにするという観点からアプローチした点にある。
目次
第1章 夫婦問題に関する審判例―婚姻費用の分担に関する審判例を中心として
第2章 親子問題に関する審判例―未成年者の子の保護の視点から
第3章 相続問題に関する審判例
第4章 遺産分割の問題に関する審判例
-
- 洋書
- Kid Maroon