内容説明
このたび著者が発見した『加藤楸邨全句集』に未収録の十七句を収録。
目次
棉の実を摘みゐてうたふこともなし
行きゆきて深雪の利根の船に逢ふ
降る雪が父子に言を齎しぬ
かなしめば鵙金色の日を負ひ来
雉子鳴けりほとほと疲れ飯食ふに
学問の黄昏さむく物を言はず
蟻殺すわれを三人の子に見られぬ
鰯雲人に告ぐべきことならず
冬帽を脱ぐや蒼茫たる夜空
寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃〔ほか〕
著者等紹介
石寒太[イシカンタ]
1943年、静岡県生まれ。本名、石倉昌治。1970年、加藤楸邨に師事、「寒雷」編集同人。1989年、俳誌「炎環」を創刊、主宰。「俳句あるふぁ」(毎日新聞社)編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




