出版社内容情報
シリアの洞窟でネアンデルタール人の痕跡が見つかった。ぼくは地形調査のため、シリアへ行くことに。
内容説明
新人地理学者、ネアンデルタール人が暮らしていたシリアの洞窟調査へ!地面の下でかさなる歴史。
著者等紹介
小口高[オグチタカシ]
1963年、長野県諏訪市生まれの地理学者。東京大学空間情報科学研究センター教授。主な専門は地形学と地理情報科学。日本を含む東アジア、英国、シリア、イタリアなどを対象に、河川、扇状地、斜面、考古遺跡などに関する研究を行い、論文を発表している
山本美希[ヤマモトミキ]
1986年、富山県生まれ。マンガ作家、イラストレーター、筑波大学芸術系准教授。『かしこくて勇気ある子ども』(リイド社)で、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。文字のない絵本の表現を中心に研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
132
こんな話まで絵本化されるとは思いませんでした。興味深い内容ではありますが、ネアンデルタール人マニア(存在しているのか❓)以外には、あまりウケない気がします。 https://www.alicekan.com/books/9846/2025/05/18
ふう
5
まず地理学の調査が考古学の調査と一緒に行われるんだ!という驚きが。調査の方法もわかりやすく、興味をひかれました。様々な宗教と民族が入りまじる美しいまち。果物や野菜がたっぷりの食事もおいしそう。大人はつい内戦のことを考えてしまうけれど、子どもたちがこの魅力的な土地に興味をもってくれたらいいなと思いました。2025/05/21